アースリサイクル株式会社 油化装置(バッチ式)


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廃棄物リサイクル&BPTL燃料開発とコンサルティング
アースリサイクル株式会社
兵庫 0792-76-6275

バッチ式油化装置

1.目的 

廃プラスチック、廃タイヤを常圧、無酸素状態で約430℃に加熱し公害を発生することなく
A重油相当の燃料油を得る。
また上記原料に廃食用油、廃潤滑油を混合し熱分解することによりA重油相当の燃料油を得る。

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2.処理方法

バッチ式または連続式を有す。それらの特徴、フロ-図を別紙に示す。

3.バッチ処理

1)処理対象物
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンを主体とする
異物(石、砂、金属等の付着物は問題ない)、PVC,PET3wt%混入可

2)処理量(バッチ)と処理時間
1)処理量:0.25~3ton/バッチ、嵩比重0.32
2)処理時間
1.昼間運転:・残渣処理、原料充填、系内窒素置換(1時間)
・溶融・熱分解(9時間)              
・冷却(自然冷却6時間)                
2.溶融熱分解槽の冷却速度を速くすれば2バッチ/日可能。
 その場合は冷却フアンと小型ボイラ-が必要。

3)特徴
1)前処理コストMIN:無破砕、異物(砂、石、鉄等)可、但し水分は3wt%以下
 フイルム、発泡スチロ-ルは減容装置が必要
2)簡単な構造、簡単な運転、簡単なメインテナンス
3)作業時間は原料投入、残渣排出、窒素置換に1~2時間、あとは運転監視しながら
 平行作業が可能
4)安定運転:熱分解時に発生するコ-キング問題の改善
5)ダイオキシン等公害問題なし、特に低騒音である
6)低ユ-ティリティ-コスト                                           
4)油化率(実運転例)

原料(3P) 分解ガス 熱分解油 残渣 燃料油 外販熱分解油
238kg 37kg 196kg 5kg 70kg 126kg
収率wt% 15.5 82.3 2.2 29.4 53.0
(分解ガス未回収ケ-ス) 
 *原料により変わる

5)熱分解油の性状(実運転例3Pケ-ス)
比重 粘度 引火点 蒸留 発熱量
15/4℃ mm2/s(50℃) 初留~終点℃ kcal/kg
0.8321 1.323 25 90~391 10,500


6)装置面積
1)250kg/バッチ  5mW×4.5mL×6mH
 1ton/バッチ   10mW×8mL×6mH
 3ton/バッチ   22m×17m×6mH
2)設置場所  屋内又は屋外

7)ユーティリティ-
1)小型パッケイジボイラ-
2)冷却水(循環冷却塔方式):冷却器に使用
3)燃料(熱分解油と分解ガスの混合燃焼):分解炉に使用
4)電気(100V、 220V):ポンプ、計装等に使用
5)アルカリ剤(PVCが混入する場合)

8)オプション
1)分留装置(軽質油/中質油/重質油に分ける)
2)高品質化装置(主要油である中質油を溶剤抽出で不純物除去)
3)脱塩素装置(原料中にPVC混入(脱塩素)max3wt%以上の場合)
4)減溶機(発泡スチロ-ル、フイルム類)
5)冷却用の送風機&小型ボイラ-
6)残渣固形燃料化

韓国で1ton/バッチ、2010年2月に3ton/バッチ稼動、2010年に新に2基稼動予定

9)機器リスト
(1ton/バッチ油化装置本体)
機器名 基数 機器名 基数
 横型溶融熱分解槽  2  燃料槽  1
 熱分解炉  1  フレア-スタック  1
 燃焼バ-ナ  1  軽・中質油移送ポンプ  1
 重質油凝縮器  1  重質油移送ポンプ  1
 重質油槽  1  制御盤  1
 軽・中質油冷却器  1  原料投入設備  1
 軽・中質油受槽  1  簡易圧縮梱包機  1
 シ-ルポット  1  循環冷却塔  1

*3ton/バッチは1.5ton/バッチ熱分解炉が2基並列となる。
*原料中にPVCが3wt%以上混入する場合はガス冷却器と中和設備を設置する。

10)基本フロ-図
3ton/バッチ(PVC混入ケ-ス)を添付します。
上記機器リストはPVCを含まないケ-スです。