バイオマス
Biomass
竹、杉、バカス等からセルロ―ス、リグニン、竹酢の分離/パ―ムFFB、パ―ム搾りかすからディ―ゼル燃料油
1.熱分解+蒸留+溶剤抽出法
廃食用油、パームFFBからバイオディーゼル燃料製造
- バッチ式/連続式いずれも可能
- 方法は熱分解/簡易蒸溜/溶剤抽出法
- 植物油/動物油の混合油処理可能
- 砂、紙、金属、水分等が混入しても処理できる。(バッチ式)
- 廃グリセリン、排水はでない。
- BDFの流動点は-17℃と寒冷地でも使用できる。セタン価も高い。
- 無酸素状態で運転するためにダイオキシンは発生しない。
- 自動運転で無人化可能。
- 常圧運転のため安全性が高い。
- 構造が簡単で運転、メンテナンスが容易、特にバッチ式の場合1バッチごと熱分解槽内を清掃、点検している為にコーキング問題はない。
- BDF装置の燃料は熱分解する時に生成する分解ガス、軽質油で賄う為に通常運転時の燃料費はゼロである。電気使用量も少なく用役費は小さい。
バイオディーゼル燃料における実験
- 原料の種類:パームCPO、パーム実殻、パームFFB
- パームCPOで熱分解反応条件&触媒効果を見出す。
- パーム実殻での熱分解反応条件&触媒効果を見出す。
- 熱分解生成物の収率と品質の確認
- BioFTLの酸化抑制法の確認
- 過熱蒸気、キルン装置の確認
- パームEFB単体での熱分解
*実験はビーカレベル、30kg/バッチ、200kg/バッチで実施済み。但し廃プラスチックを原料にした熱分解は5,000ton/yレベルで経験済み プロセスの構築
2.複合材分離法
複合材分離プロセス
竹からセルロース